【ダーマペンのデメリット14選】リスク無く受ける対策と選び方

ダーマペンのデメリットは意外と多く、中には対処可能なこともあるので、事前に知っておけば良かったという声もあります。

この記事ではダーマペンのデメリット14個と対策、賢くダーマペンのクリニックを選ぶ方法を解説します。

ダーマペンは医療行為なので、特にセルフダーマペンを検討中の方はリスクを把握した上で、十分注意して行いましょう。

ダーマペンのデメリット14選＆対策

痛みがある

ダーマペンは無数の微小針を肌に刺す施術なので必ず痛みが伴います。

肌の部位によっては皮膚が薄く、神経を刺激して痛みを感じやすい場合もあり、痛みの感じ方には個人差も大きいです。

一方で、麻酔クリームを塗ってから施術を受ければ、それほど痛みを感じないという声も多いです。

特に痛みの弱い人は、事前に医師に伝えておきましょう。念入りに麻酔をかけてもらうと安心です。

副作用がある

ダーマペンには複数の副作用（副反応）があります。痛み、ほてり、内出血、赤み・発疹、皮むけ、かゆみ、腫れ・むくみなどです。

症状の出かたには針の深さによっても異なり、個人差もあります。

ダウンタイムがある

ダーマペン施術後に起こる副作用が完全に収まるまでの期間をダウンタイムと呼びます。

ダウンタイムは通常は数日～1週間ほどですが、針の深さによって異なります。

ダウンタイム中は化粧ノリが悪くなったり、肌の皮むけが起こったりなど様々です。

ダウンタイム期間は少し我慢が必要ですが、それが終われば、以前の肌よりも美しくなっていることでしょう。

肌トラブルが起こる場合も

肌質によっては予期せぬ肌トラブルが起こる場合もあります。

赤みやかゆみは一般的ですが、SNS等では傷跡やアザなどが長引いたという声も多くは無いですが見かけます。

最初から深い針を刺さず、様子を見ながら針を少しづつ深めに依頼するのも一つの方法です。

個人でやる場合は、本当に気をつけないと取り返しのつかない事になりかねません。

施術後に皮むけする

施術直後は赤みが目立ちますが、それが収まるとダーマペン施術から2日目～4日目ぐらいに皮むけが起こります。

皮むけの程度は人それぞれですが、ポロポロ落ちてくる可能性があるので注意が必要です。

継続した治療が必要

ダーマペンは1回でも十分効果は見込めますが、複数回の治療を受けることによって、より効果を実感しやすくなります。

一つの目安として、4回以上が推奨されていることが多いです。

ダーマペンの間隔は3～4週間空ける必要があるので4回受ける場合は約4ヶ月かかります。

即効性を求めるのであれば整形ですが料金は高く、ダーマペンで比較的安価に少しづつ肌を綺麗にしたいなら、長期目線での治療を念頭に置きましょう。

シミができる可能性がある

ダーマペンはシミを改善する効果もありますが、逆にダーマペンの針を深く刺しすぎるとシミができる場合もあります。

特に注意すべきなのは2mmを超える深さの針を刺す場合や、肝斑がある人です。針の深さは医師と相談しながら決めましょう。

ダーマペン直後に強い日焼けをするとシミになりやすく、夏場のダーマペン治療はあらかじめ予定を考えつつ受けることを推奨します。

傷跡が残る可能性可能性がある

ダーマペンは医療行為のため、医師が適切に治療受ければ傷跡が残ることはほとんどありません。

しかし、肌が弱い人や、技術の無いクリニックで治療を受けた場合は傷跡が残る場合もあります。

クリニック選びを間違うと、取り返しがつかないので慎重に選びましょう。

来院者数が多く、CM等をやっている知名度の高いクリニックであれば問題ありません。

当日禁止事項がある

ダーマペン施術後は次のような禁止事項があるので注意しましょう。

使用する薬剤によって、禁忌事項や期間が異なるため、当日クリニックで医師から説明を受けてください。

当日肌に出血や赤みが出る

ダーマペン施術当日は肌の出血や赤みが出る確率が高いですが、翌日には収まります。

そのため、ダーマペン実施直後に人と会う予定の方は注意しましょう。

大したことが無いと思っている人もいるかもしれませんが、深い針を指す場合は特に気をつける必要があります。

YouTuberヒカルさんのダウンタイム動画を見られると、とても人に会えないぐらい赤みが出ているのがわかります。

なので、仕事されている方は、休日前の仕事帰りに受けることをオススメします。

受けられない人もいる

ダーマペンは次に該当する人は受けることができません。

ご自身の肌が受けられるかどうか迷ったら、クリニックへ電話やメール等で事前確認してから来院しましょう。

確認せずに当日「できません」と言われると時間を無駄にしてしまいます。

ダーマペンはニキビやニキビ跡にも効果的なので、ご自身で「できないだろう」と判断せず医師に相談してみましょう。

セルフだと失敗しやすい

セルフダーマペンも人気ですが、実はリスクが大きいです。

そもそもダーマペンは医療行為なので、医療従事者による治療を推奨されています。

そして、ダーマペンの針の深さは部位によって適切に調整したり、肌に対して垂直に針を刺す必要があり、素人には困難かもしれません。

ダーマペンは比較的新しい治療法なので、治療直後は良くても数年、数10年後にどうなるかはまだわかりません。

とはいえ、セルフダーマペンだと圧倒的に安価なので、そういったリスクを把握した上でやってみるのもアリかもしれません。

薬剤塗布で高額になりがち

ダーマペン自体の料金は部位にもよりますが、顔全体だと1～2万円ほどが一般的です。

しかし、ダーマペンの醍醐味は薬剤塗布にあります。薬剤は種類にもよりますが、1回あたり数1000円～数万円ほどかかります。（薬剤の種類は後ほど解説）

ダーマペンによる肌の自己治癒に加えて、微小穴の空いた肌に様々な薬剤を塗布することで相乗効果を発揮します。

特にニキビ跡などの肌の悩みが無い人であればダーマペンのみでも美肌効果は十分です。

未実施のクリニックも多い

ダーマペンは2020年前後ぐらいからブームが起こっていて、芸能人も多数受けていたり、SNS等で話題になっています。

しかし、都道府県によっては未実施のクリニックも少なくありません（下表のリンク無しは未実施の都道府県）。

近くにダーマペン対応クリニックがない場合、あまり遠すぎても大変ですが、車や電車で1時間程度であれば旅行気分で来院もありですよ。それで交通費始終してくれるクリニックもあります。

北海道・東北 地方

関東 地方

中部 地方

関西 地方

中国 地方

四国 地方

九州・沖縄 地方

ダーマペンは最寄りのクリニックを探そう

ダーマペンはデメリットも多いですが、それを上回るメリットがあるため注目を集めている美容医療です。

個人でやるのはリスクですし、適当にクリニックを選ぶと失敗します。

ご自身の肌の悩み、どういう肌になりたいかを考えつつ、クリニックを選ぶことをオススメします。

クリニック選びには、次の2つの方法があります。

１．最寄りのクリニックで選ぶ

先ほど紹介した都道府県別のクリニック一覧から、お住まいの県をタップして最寄りのダーマペン対応クリニックを探してみましょう。

きっと最適なクリニックが見つかるはずです。

各県ともにおすすめ順位並べてありますので、最初から順番に検討してみると良いです。

ダーマペン対応クリニックがお住まいの県にない場合は、近県を探してみてください。

２．大手クリニックから選ぶ

ダーマペン治療受ける場合、全国展開のクリニックをオススメします。その理由は、ダーマペンは医療行為でありそれなりの技術力のあるクリニックでないと失敗するリスクがあるためです。

下記が全国的に有名な大手クリニックです。

地方在住の方はクリニックがない可能性もあるので、その場合は1の方法で探してみてください。

クリニック名	料金	医院数	施術メニュー	対応部位	麻酔
湘南美容クリニック	19,800円～	122	ダーマペン4 ベルベットスキン ACRSダーマペン	顔 首 手の甲 二の腕 肘上 背中	麻酔クリーム 笑気麻酔
品川美容外科	17,270円～	39	ダーマペン4 ヴェルベットスキン 美肌ホワイトシリーズ	顔 ホホ 目の下 目尻 首	麻酔クリーム 笑気麻酔
聖心美容クリニック	29,700円～	10	ダーマペン4 ヴェルベットスキン	顔 首 手の甲 妊娠線 肉割れ	麻酔クリーム
共立美容外科	8,580円～	26	ダーマペン4 ヴァンパイアフェイシャル ヴェルヴェットスキン フシカダーマペン	顔 鼻 ホホ フェイスライン 口周辺 顎 目の下 額 眉間 こめかみ 二の腕 妊娠線	麻酔クリーム
東京美容外科	25,000円～	18	ダーマペン4 フィロルガダーマ ヴェルベットスキン スキンボトックス リジュラン	顔	麻酔クリーム
TCB（東京中央美容外科）	19,800円～	3	ダーマペン4 ヴェルヴェットスキン ハイドラフェイシャル フィロルガ注射	顔 肘上 背中	麻酔クリーム

３．薬剤の種類で選ぶ

クリニックによって薬剤が異なるので、受けたい薬剤があれば該当するクリニックで受けることをオススメします。

下記の薬剤名をタップするとダーマペンの薬剤の説明と、その薬剤塗布に対応したクリニックを確認できます。