セルフダーマペンのやり方は？失敗や痛み・麻酔など失敗しないコツ

セルフダーマペンは安易に使うと「危険」「シミが増える」「失敗する」と指摘する方がいる反面、正しく使えば安価に肌の悩みに対処できます。

この記事では、セルフダーマペンのメリット・デメリット、リスクや危険性の有無、実践者の口コミ、美容系YouTuberの動画解説、必要なものとやり方、そして楽天市場などの通販サイトでのダーマペン売れ筋商品を徹底解説します。

セルフダーマペンは、ダーマペンをやりたいけどお金をかけられない人向けですが、浅い知識や自己流でやると高確率で失敗します。

セルフダーマペンは安易には始めず、この記事でしっかり基礎知識を得た上で実施しましょう。失敗せずに確実に肌を良くしたい人、面倒くさがりな人、ダーマペンの効果を最大限得たい人はクリニックでの施術をおすすめします。

セルフダーマペンのメリット・デメリット

セルフダーマペンのメリット

セルフダーマペンの最大のメリットは、なんと言っても費用面の安さです。クリニックだと数万円～20万円ほどかかるのに対して、セルフダーマペンは1万円前後と安く済みます。

また、替えの針や美容液などを余裕を持って準備しておけば、長期間に渡って繰り返し実施しやすいのも嬉しいです。また、使用する薬剤は制限はあるものの、個別で入手すれば、複数種類の効果を試すことができます。

セルフダーマペンのデメリット

セルフダーマペンではクリニック等で使えるピーリング系薬剤を使うのは難しく、専用装置が必要となる皮膚再生療法（PRP）と組み合わせたヴァンパイアフェイシャル等もできません。セルフで使えるのは、ベネブ、ダーマヒールぐらいです。

本来、ダーマペンは薬剤と組み合わせることで圧倒的な効果を得られる施術です。そのため、ニキビ跡、クレーター肌、敏感肌、乾燥肌などの根深い肌の悩みを治療したい人にとってはクリニックを強くおすすめします。

そして、自分ひとりでやるため、やり方が合っているのか分からず不安になりがちです。途中で挫折したり、針を刺しすぎて肌を傷つけるリスクもあります。何かトラブルが起こったら、早めに医療機関（美容整形クリニックや皮膚科）に相談してください。

セルフダーマペンのリスク

セルフダーマペンをやるには、そのリスク（危険性）をあらかじめ把握しておいた方が良いです。その一例を紹介します。

１．肌に大きな穴を空けてしまう

ダーマペンの針は肌に対して垂直に当て、そのまま垂直に抜く必要があります。

しかし、セルフダーマペン初心者は斜めに刺したり、早く肌を滑らせすぎて針刺している最中に横に動かすリスクもあります。斜めや横向きの力がかかると、肌に大きな穴が空いたり、肌を傷つけることも。

10代、20代前半など回復力の強い肌であればすぐ修復されますが、30代以降だと長期に渡って消えない傷跡が残る可能性もあります。そのため、慎重かつ丁寧にやる必要があります。

２．穴がほとんど開かず効果なし

逆に恐れすぎて針を浅めにしたり途中でやめたりすると、本来の効果が得られない場合もあります。

それが数週間であれば取り返しがつきますが、半年、1年と続けていればその期間が無駄になるかもしれません。

医者や相談できる人がいない分、正しいやり方ができているか、ダーマペンの本来の効果が出ているかどうかの判断しにくいです。

３．偽物や低品質のダーマペンを購入

通販に慣れていない人は、口コミや評判をあまり見ずにダーマペンを選んでしまいがちです。

品質が悪かったり、販売数が少なくて不具合が出し尽くしていないダーマペンを購入すると、予期しないトラブルに見舞われることもあります。

４．薬剤が使えず効果が限定的

本来、ダーマペンは様々な薬剤と合わせることで最大限の効果が得られます。

たとえば、YouTuberのヒカルさんのように、ダーマペンとエクソソームを組み合わせることで、重度の凹凸ニキビ跡、クレーター肌、乾燥肌、敏感肌が改善されたという実例もあります。

他にも、セルフダーマペンでは、ヴェルヴェットスキン、ウーバーピール、リジュラン、ヴァンパイアフェイシャルなどが使えない点はご注意ください。

５．長期的にシミや肝斑が増える可能性

セルフダーマペンに限っては、後ほど紹介する実践者の中でも長期的に肌のシミや肝斑などが出てくるリスクを指摘しています。

実際のところ、大丈夫かもしれませんし、どうなるかは分かりません。ただし、セルフダーマペンは自分でやるため、何らかミスをしていても、すぐ気づく可能性は低いです。

とはいえ、数10年先にはどんな人も、多少なりとも肌の悩みは増えていきます。短期的に良くなればそれで良いという考え方もできます。

６．感染症のリスクあり

ダーマペンは肌に針を刺すため医療行為です。肌に針を刺しますが、事前に肌をしっかり消毒した上で行わないと、感染症のリスクが高まります。

感染リスクを減らすには、ダーマペンやる前にメタノールで肌を拭いて殺菌すれば基本的には大丈夫です。

また、肌に塗る薬剤などを海外から取り寄せる場合、それらがちゃんとした製造工程で作られた製品かどうかも気にする必要があります。

セルフダーマペンの向き不向き

セルフダーマペンが向いている人

セルフダーマペンが向いている人は、根気強く続けられる人です。

美容に関心があり、YouTube等でセルフダーマペンの動画を見たり、ブログ等で調べるのが苦じゃなければ向いています。

また、麻酔クリームを塗るとはいえ、針を深く刺すと痛みが出ます。その痛みに耐えて続けられる人でないと、途中で挫折するかもしれません。

最初に大手クリニックでダーマペン施術を1、2回受け、やり方を完全に把握した上で、セルフでやるという方法は失敗しにくいです。クリニックも初回費用は安い場合が多いのでおすすめです。

セルフダーマペンが不向きな人

セルフダーマペンは部位ごとに針の深さ設定変更したり、必要なグッズを買い揃えたりするなど、想像以上に手間がかかります。

そして事前にYouTube等でセルフダーマペンの動画を見ながらイメージしつつ、麻酔クリーム塗ったり、多少の痛みを絶えつつ自分で針を刺せる人でないと難しいです。

痛みに弱い人は笑気麻酔（全身麻酔）に対応したクリニックもあります。

また効果を実感できるまで、3ヶ月～半年は続ける必要があるので、面倒くさがりな人には向いていません。

セルフダーマペン実践者の口コミ

セルフダーマペンの良い口コミ

セルフダーマペン5回目完了。頬の毛穴が目立たなくなったし、ニキビができにくくなった…！針の深さ0.75〜1.25mmでの赤み！DTは2〜3日やけど化粧で隠せる。小さいニキビ予備軍みたいなのができることあるけど、1週間〜10日で肌の調子がめちゃくちゃ整う。
出典：Twitter

セルフダーマペン3回目終了。ダーマヒールを施術中と施術後に塗布したから、ダウンタイムはかなり短縮できそう。ダーマペンを打つのも上手くなってきた。何事も慣れやね。
出典：Twitter

セルフダーマペンと成長因子美容液購入！もう随分前に買ってて、既に6回ぐらいやってるけど、毛穴の陥没が浅くなる実感がすごいある！ どこかの美容外科医が｢セルフダーマなんて駄目！｣って言ってたけど、｢そもそも看護師がやるのでテクニックは不要｣と東大の皮膚科の先生が言っていたので。
出典：Twitter

ダーマペン実践された方は、最初は手探りでやりつつも3回ぐらいから慣れていくようです。

また、そもそもクリニックでも医師または看護師でもダーマペン施術実施しているので、セルフダーマペンでも問題ないのではという声もありました。

セルフダーマペンの悪い口コミ

みんな見ろ、これがダーマペンを繰り返した ニキビ跡 クレーター肌 の姿だ。くっきり肝斑とシミと色素沈着になり、コンシーラーでは消えない。死を呼び寄せる呪いだ。セルフダーマペンなど言語道断だ。間隔開けてやっても３年後にはそなたもこのザマだ。毛穴は年齢とともに落ち窪んでくるぞ。
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ちなみにセルフダーマペンはダメって言っても勝手にやるんだから、自己責任でやればいいけど、自己判断で後年後悔している人を山ほどみてる私からすると、10年後20年後に本当に後悔するから自己判断でのニキビ跡治療はやめとけ！後悔するのはずーっと先だけど必ず後悔するから。
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ダーマペン約1年間(11回)の経過。かなり改善はしたもののこれくらいが限界かなあ。マジで悪化させすぎると頑張ってもこれくらいは残るからニキビは潰さないようにね。あと針を刺すのは医療行為だからセルフダーマペンは本当に辞めようね。
出典：Twitter

セルフダーマペンは実践直後は肌が改善されますが、10年以上先に肌トラブルが起こると主張している声もありました。

否定的な意見がある人は、セルフダーマペンでニキビ跡、クレーター肌の治療をした場合の長期的な肌の劣化を気にしています。

実際のところ、ダーマペンは2006年以降に発明され、最近になって流行りだしたので、数10年後に肌がどうなるかは分かりません。

その他セルフダーマペンの口コミ

家でセルフダーマペンを2.5ミリで10回以上やってもあまり浅いクレーターには効果がなかったため、病院との明確な施術の違いが分からず戸惑っております…。お手すきの際にアドバイスなどいただけたら本当に嬉しいです。
出典：Twitter

セルフダーマペンが流行っていますが、美容外科のレーザーでもリスクがあるのでセルフダーマペンを否定はしませんが、自己責任でするのなら毎回針を交換して、しっかりと消毒すること。垂直に刺すこと、無理しないこと、色素沈着が起きやすいこと。あくまで自己責任ですがニキビ跡の辛さは分かります。

セルフダーマペンは毎回針を交換したり、消毒したりと衛生面には気を使います。また、針の刺し方もすべて自己責任です。

そして、事前する中で疑問や不安に感じたときに、人に聞ける環境は大切だと思います。SNSや友達で既にセルフダーマペン実践していて、そういう人と繋がりを持っておくことをおすすめします。

セルフダーマペンのYouTube動画解説

セルフダーマペンを実践しているユーチューバーは数多くいます。その中でも、動画の視聴回数が多く、美容系で有名なインフルエンサーの方々のダーマペン動画を解説します。

Manamiチャンネル

Manamiチャンネルは、すり鉢毛穴、酒さ（赤ら顔の症状の一つ）などの肌の悩みを解決する方法を解説しているチャンネルです。

Manamiさんは、美容クリニックでダーマペンを5回受けていますが、今回は視聴者にダーマペンをわかりやすく解説するため、セルフダーマペンを実施する動画を作って解説されています。

この方は、お金に余裕があれば1回目はクリニックで受け、その後でセルフダーマペンを推奨していました。セルフダーマペンに必要なものをすべて丁寧に解説して、麻酔クリームを塗るところから見ることができます。ダーマペンはMy Mを使っています。

セルフダーマペンのやり方で迷ったら、まずはManamiチャンネルの動画を見ましょう。動画は25分ほどの長さです。

えりりんチャンネル【医師 上原恵理】

えりりんちゃんねるは、医師の上原恵理さんが運営するYouTubeチャンネルです。上原医師は「すっぴんクオリティを上げる さわらない美容」など口コミ400件近いベストセラー本の著者です。

動画では「ダーマペンとはなにか？」「セルフダーマペンはどうなのか」について16分ほど解説しています。

ダーマペンの基礎の解説ですが、まずダーマペン4がいま流行っていることを伝えています。ダーマペンは針を刺していく器具で、創傷治癒によって肌にコラーゲンが生成されることを利用しています。傷が治るときに収縮し、肌が改善する。ただし、シミの改善については賛成しないとのこと。

ゼオスキンを実践し1ヶ月半後にシミや肝斑が大幅に減り、さらにハイフ・フラクショナルレーザー・ダーマペンを実施したところシミや肝斑が再発したようです。なので、シミ・肝斑をお持ちの方はダーマペンは要注意です。バナナを使った針穴を見せつつ、擦れによる肌へのダメージのリスクを指摘しています。

セルフダーマペンに対しては否定的で、凹凸のある肌でも直角に肌に当てることが難しく、擦るリスクを指摘されています。同じ針を何度も使う人もいて衛生面にも問題があります。10年20年後に肝斑が増えるかもしれない。安いからといって、セルフダーマペン絶対にやめてほしいとのこと。

大神拓真

最後に紹介するのは元クレーター肌の大神拓真さん。動画では最初にセルフダーマペン実践に必要な器具を解説しています。（全17分ほどの動画）

ダーマペンは有線タイプのMy Mを使用、やっぱりMy Mは人気ですね。有線タイプを使う理由は、パワーが落ちないためだそうです。針は12本 2.5mm、保湿剤は無印のホホバオイル、麻酔クリームはラクサールクリーム、ラップはコンパクトなサイズを使っていました。ヒトプラセンタも塗るとダウンタイムが短縮できるとのこと。

実際にセルフダーマペンを解説されていますが、麻酔クリームを塗り、ヒトプラセンタジェルを塗った後でダーマペンをやる流れ。施術時間短縮のため、My Mの針の速度を最大にして肌に当てています。かなり出血がでているので、動画見る際にはご注意ください。

重点部位は肌の上から当てて、垂直に離す丁寧なやり方。それ以外は肌を滑らせる感じでやっていました。施術が終わると、パック、ラッピングした後、アイシング、ホホバオイルの流れ。

セルフダーマペンに必要なもの

ダーマペン本体＋針

ダーマペンは多くの人が実際使っている、My MかDr. Pen Ultima M8がおすすめです。先ほど紹介したManamiチャンネル、大神拓真チャンネルではMy Mを使用されていました。

ちなみに、My Mの名称は電動ダーマスタンプという名称ですが、ダーマペンとまったく同じものです。

針は付属している場合が多いですが、針の本数、針の深さなどは事前に部位ごとに決めておくと良いです。下記ははすべて税込価格です。

My Mは12本の針×3セット、と密度の高い36本の針1セット、刺激の少ないナノチップ針1本付いています。Dr. Pen Ultima M8はAmazonは針3本ですが、楽天市場の方が値段が安く、針が8本付いているのでお得感あります。

予備の針

事前にたくさん針を買っても挫折して使わなくなるかもしれないので、初回から予備の針の購入は不要です。

そのため、セルフダーマペンを数回やって「これなら続けられそう」と思ったら、予備の針を追加購入しましょう。

針の本数、針の深さがそれぞれどれだけ必要か考えて買うことをおすすめします。針は製品によって違うので、購入したダーマペンに合った針を購入してください。

麻酔クリーム

麻酔クリームはラクサールクリームが有名です。使用量は1回あたり10g以下が目安です。1本30g入りなので、ダーマペン3～6回分ほどの使用が目安です。

ラクサールクリームは楽天やAmazonの大手通販ショップでは販売しておらず、海外医薬品の輸入代行・通販の大手の「オオサカ堂」で購入してください。ちなみに、まとめ買いだと安く購入できます。

ラップ

ラップは麻酔クリームを肌に浸透させるために使います。ラップは耐熱や強度は低くても大丈夫なので、安いものでも問題ありません。

既に家にあるなら、それを使ってください。クレラップのミニサイズ50mあたりがサイズ的にも、コスパ的にも良いのでおすすめです。

コットン

コットンは麻酔クリームを塗ったり、落としたり。あとはダーマペン実施後の化粧水を肌に浸透させる際に使います。

ダーマペン1回あたり5～10枚使うので多めに用意しておきましょう。肌に優しいのはオーガニックコットンです。楽天は高いのでAmazonがおすすめ。

消毒用エタノール

ダーマペン実施前の機械や肌の消毒用に使います。消毒用エタノールは通販でも買えますが、近くの薬局では安く手に入ります。

薬剤師などにダーマペンで使いたいので、おすすめの消毒用エタノールを相談してみてください。下記はManamiチャンネルで使用していた消毒用エタノールです。Amazonの方が安い。

精製水

精製水はコットンにつけて、麻酔クリームを落とすために使います。消毒用エタノールと同様、薬局の方が安く買えます。

下記はManamiチャンネルが実際に使った精製水と同じものです。単価は100円前後ですが、Amazonは特に送料が高いので、買うなら楽天市場。近くに薬局等が無ければここからどうぞ。

ポリエチレン手袋

ポリエチレン手袋は麻酔クリームを塗る際に使います。手で塗ると手指に麻酔成分が浸透し、感覚が無くなるのでダーマペンやりにくくなります。100円ショップや薬局等で安く買い揃えてもいいです。

https://amzn.to/3SmJR6w

鏡

肌に麻酔クリームを塗ったり、ダーマペンを漏れなく実施するためにも必須です。家にあるもので十分ですが、手鏡よりは置き型の方が両手使えて便利です。

成長因子

ダーマヒルやベネブなどです。ダーマヒルであればダーマヒルHSRが人気です。ダーマペンをやる前、最中に肌に塗布すると肌がモチモチしたり、ダウンタイムが短くなります。

保湿マスクパック

ダーマペン実施後の保湿パックは、たとえばSRSマスクパック、シカ成分配合のフェイスマスクシートなど。

保冷剤

施術後に肌を冷やし痛みを軽減します。通販ショップで買ってもいいですし、100円ショップでも売っています。下記は各通販ショップでの保冷剤の最安値です。

保湿クリーム

ダーマペン術後の肌の保湿に使います。プロペトピュアベールなどの白色ワセリンで良いです。

セルフダーマペンのやり方・手順

１．部位と針の設定を決める

まず最初にダーマペンで改善したい肌の部位をきめます。ほとんどの場合は、顔全体になると思います。

そこで、頬、額など部位ごとに針の深さを事前に決めておきましょう。できればメモなどに書いておくと、後々めんどくさくありません。

おすすめは、額・鼻下が0.5mm、額・鼻・顎が1mmが目安です。2mm以上はシミなどの色素沈着の原因になる可能性があるので、セルフではおすすめしません。

顔全体を同じ深さでやりたいなら、0.5mmに設定すると良いですが、効果は限定的になります。

２．クレンジング・洗顔

ダーマペンを実施する前に、肌の汚れを落とします。ダーマペンは肌に穴を空けるので、化粧残りがあると肌にしみたり、成長因子の浸透の妨げになるので、丁寧に落としましょう。化粧していれば化粧落としの後に洗顔です。

３．麻酔クリームを塗る

血液や麻酔クリーム等が付いても良い服装に着替えます。麻酔はラクサールクリームを塗ります。塗る際にはビニール製の使い捨て手袋を付け、鏡を見ながらまんべんなく塗っていきます。

目や粘膜に入らないよう注意してください。1回あたりの塗布量は10gが目安ですが、痛みに弱い人は、最初は10gを目安に（1本の3分の1）しっかり目に塗っておくと良いです。

塗布量が分からない人は、先ほどのManamiチャンネルの動画を見てください。

４．ラップをして30分待つ

麻酔クリームを塗り終わったら、ラップを顔に載せて麻酔成分を浸透させるために30分ほど待ちます。

ラップを複数枚切って用意し、目周辺、唇などを除き、顔全体をおおい隠すような感じで乗せていきましょう。そして、タイマーをかけて待ちましょう。

５．麻酔クリームを落とす

皮膚の感覚がなくなったり、口が動かしにくいなどであれば麻酔が効いている証拠。麻酔を取っていきます。まずラップを取り、麻酔クリームを取っていきます。

麻酔クリームはコットンに精製水を浸して、やさしく取っていきます。必要に応じてコットンを2～3枚ほど使い、麻酔クリームが肌に残らないように繰り返し落としていってください。

６．肌をエタノールで消毒する

しっかり麻酔クリームを拭き取ったら、今度はコットンに消毒用エタノールを浸して、顔を拭いていきます。

この工程は必ず必要とは言い切れませんが、感染症のリスクなどしっかり対策したいのであれば、肌の消毒はしておいた方が安心です。エタノールで肌を拭くと、少し肌に赤みが出ますが問題ありません。

７．ダーマペンに針を装着する

新しいポリエチレン手袋を付け、ダーマペン本体に針を装着します。事前に部位ごとにハリの本数や深さ、速度などは決めておきましょう。速度が早いほど早く終わりますが、早くても問題ありません。

８．肌に成長因子などを塗る

ダーマペンと併用して成長因子や薬剤を塗る場合は、ダーマペンを実施する前に、肌に塗ります。ダーマヒルHSRなどですね。

また、人によっては実施前、実施中のダブルで塗る人もいます。ダーマペン実施中にジェル等の垂れない場合は、ダーマペンやる前にあらかじめ肌に乗せておくと後で楽です。

９．ダーマペンを肌に当てる

ダーマペンを肌に当てていきます。このとき、感染予防のために針は必ず毎回新しいものを使用しましょう。

ダーマペンの肌の当て方は２通り、スタンプ方式とスライド方式がありますが、スタンプ方式の方が肌には優しいです。

本当に丁寧にやるには顔全体をスタンプ方式でやるのがベストですが、時間が無い場合はスライド方式でもよいです。

実際、先ほどのYouTuberの方もスライド方式でやっていました。ただし、針の深さが1.5mm、2mmと深めの場合はスライド方式だと肌に引っかかりが出るので、スタンプ方式を強くおすすめします。

スタンプ方式の場合は、ムラややり残しには気をつけてください。それから、セルフでは唇、目の周りは避けてください。鼻の下は敏感なので痛みが強い場合は中断しても良いです。

１０．肌のパック保湿＆冷却

ダーマペンが終わったら、保湿パックをした状態で、保冷剤などでしっかり肌を冷やします。

保冷剤にパック成分が付着するので、保冷剤にラップを巻いておきましょう。

そして、冷やしが足りないと痛みや赤みが残るので、大きめのクーリングパックを使うと良いです。

１１．肌を保湿する

保湿が終わったらパックを外して、プロペトピュアベールなどで保湿します。当日は運動や飲酒、日焼けなども避けてください。