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ダーマペンの針の深さは何mm?部位別、症状別の針の深さと注意点

ダーマペン 針の深さ

ダーマペンは針の深さを変えることで、ニキビ・美白・美肌など複数の肌の悩みに対処できます。

しかし、最適な針の深さや効果の違い、痛みについて気になりますよね。

この記事ではダーマペンの針の深さと効果・効能、針の深さごとの口コミ、痛みなどを解説します。

前提として部位ごとに最適な

ダーマペンの針の深さと効果・効能

ダーマペン 針

最適な針の深さは、部位と求める効果で異なる

ダーマペンは針の深さを調整することで、様々な効果・効能が期待できます。

主に使われる針の深さは0.1mm~2.5mmですが、部位や症状によって最適な長さが異なります

ダーマペンは医療行為ですので、個人で判断せずクリニックの医師の指示に従って決めましょう。

ダーマペンの針の深さと効果・効能の目安は以下の通りです。

針の深さ効果・効能
0.5mm
(表皮)
・ニキビ
・小じわ
・表皮のたるみ
・シミ(黒、こげ茶)
1.0mm・ターンオーバー促進
・エイジングケア
1.5mm
(基底層)
・美白
・色素沈着
・くすみの解消
・シミ(灰・青)
2.0mm・ニキビ跡
・クレーター肌
2.5mm
(真皮)
・クレーター肌
・毛穴の開き

針の深さ~0.5mm

針の深さ0.5mm以下は、肌の表皮の最表面にある角質層(平均0.02mm)に届く深さで、軽度のニキビ(白ニキビ)、小じわ、皮膚のたるみ、シミ(黒、こげ茶)などの改善に効果的です。

角質層肌の外界からの刺激から肌を守るバリア機能と、肌の水分量を保持する保湿機能の2つの役割を持ちます。

ニキビに関しては白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビと進行しますが、放置するとクレーター上の凹凸のある肌へ悪化します。

まだ対処が容易な白ニキビのうちに正しく治療しておくことが大切です。

また、しわやたるみは老化現象の一つですが、どちらも表皮部分で起こるため0.5mm程度の深さの針で対処できます。

ダーマペンの針で傷ついた肌が自己治癒する過程でコラーゲン生成が促されることによって、年齢肌を蘇らせます

肌が比較的きれいな方や浅い皮膚の部位向けです。

針の深さ1.0mm

ダーマペンの針の深さ1.0mmでは基底層に届く深さで、ターンオーバーを促進して美白やエイジングケア、ハリ感アップや、肌を健康に保つ効果が見込めます。

基底層は0.2mmのとても薄い部位ですが、コラーゲン生成、メラニンや古い細胞の排出、真皮から表皮への栄養供給など重要な役目を果たしています。s

肌のたるみ・しわ・くすみなど年齢肌で悩んでいる方は、1.0mm前後の深さを試してみると良いです。

針の深さ1.5mm

ダーマペンの針の深さ1.5mmでは基底層に届く深さで、色素沈着(シミ、くすみ)の改善に効果的です。皮膚刺激、日焼けなどによってメラニンが作り出され、色素沈着を起こします。

メラニンによるシミの色と深さは関係があり、黒が表皮、こげ茶、灰色、青に変わるに従って真皮や皮下組織など皮膚の深い部分にできます。

  • 黒、こげ茶:表皮
  • 茶:基底層
  • 灰色、青:真皮

茶色や黒のシミは1.5mmよりも浅い針の深さで対処可能ですが、灰色や青みがかったシミなどは1.5mm前後の針の深さで改善できる場合もあります。詳しくは医師に相談してください。

針の深さ2.0mm

ダーマペンの針の深さ2.0 mmでは、クレーター状のニキビ跡に効果的です。

ダーマペンの針で線維芽細胞を活性化することで、従来の美容整形では治療が困難とされている凹凸状のニキビ跡にも活用されます。

ニキビ跡の治療にはダーマペンと同時にエクソソームを組み合わせることにより相乗効果が期待できます。

針の深さ2.5mm

ダーマペンの針の深さ2.5mm前後ではクレーター肌、毛穴の開きの改善が期待できます。

一方で2.5mmを超える深さでは色素沈着が起こり始める深さとされており、慎重に行う必要があります。

そういったリスクを考慮した上で、クリニックの場合は医師と相談した上で受けましょう。

皮膚が厚いホホなどの部位であっても、2.5mmを超える針の深さはメリットよりもデメリットの多くなりやすいので注意が必要です。

 

部位ごとのダーマペン針の深さ推奨値

ダーマペン 針の深さ

出典:https://www.bbglow.com/step-by-step-for-bb-glow.c7.html

針の深さと効果効能を解説しましたが、部位によっては皮膚が薄いため、ダーマペンの針を深く刺しすぎると肌へのダメージを引き起こし兼ねません。

クリニックであれば医師が把握しており、安全な針の深さでダーマペン施術が受けられますが、セルフダーマペンの場合は誤って深く針を刺しかねません。

そこで、部位ごとのダーマペン針の推奨深さを解説しますので、部位ごとの推奨されている針の深さから大きく外れないようにしましょう。

おでこ(0.5~1.0mm)

おでこ周辺で推奨されているダーマペンの針の深さは0.5~1.0mmです。

目の周り(0.25mm)

目の周りの皮膚は薄くデリケートなので0.25mmを超える深さはNGです。

眉毛の間(0.75~1.0mm)

眉毛の間で推奨されているダーマペンの針の深さは0.75~1.0mmです。

鼻(0.5mm)

鼻で推奨されているダーマペンの針の深さは0.5mmです。

頬(0.5~1.0mm)

頬で推奨されているダーマペンの針の深さは0.5~1.0mmです。

あご(0.5~1.0mm)

あごで推奨されているダーマペンの針の深さは0.5~1.0mmです。

えら(0.5~1.5mm)

えらで推奨されているダーマペンの針の深さは0.5~1.5mmです。

 

ダーマペンの針の深さとダウンタイム

針の長さ~1.0mm~1.5mm~2.5mm
部位ホホ
顔全体
顔全体
背中
治療目的美肌
ニキビ
美白
小ジワ
肌のたるみ
美肌
色素沈着
シミ
くすみ
ニキビ跡
毛穴の開き
肌のたるみ
クレータ肌
毛穴の開き
傷跡
ダウンタイム1~3日3~5日5~10日

ダーマペンの針の長さは、部位や治療目的によって異なりますが、針の長さが長いほどダウンタイムが長くなる傾向があります。(ちなみに、表皮層が0.2mm、真皮層が1.0mmです)

1.0mmまでは美肌・ニキビ肌・美白・小ジワ・肌のたるみに有効です。1.0mm~1.5mmでは美白・色素沈着(シミ、くすみ)・ニキビ跡・毛穴の開き・たるみなどに効果があります。

ニキビ跡によるクレーター肌を治すには、2.0mm前後の深さが必要です。一方で、2.0mmを超える長さではシミなど色素沈着するリスクも増えてくるので、長くても2mm程度に留めた方が安心です。

-ダーマペンの基礎知識